装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したアートプロジェクトを展開する西尾美也(にしお よしなり)のディレクションするプログラムでは、『拡張するファッション』の著者・林央子(はやし なかこ)をキュレーターに、ファッション研究者・安齋詩歩子(あんさい しほこ)をリサーチャーに迎え、「拡張するファッション演習」を2023年から展開しています。人が生きている限り関わり続けるファッションの対話的な側面に着目して、浦安市の課題を内包したプログラムに取り組みます。
ディレクター:西尾美也
キュレーター:林央子
リサーチャー:安齋詩歩子
参加アーティスト:河野詩織、北原一輝、キム・ソヒ、BIOTOPE 、and more… (五十音順)
2025年度【市民が作り手になる】3つのプロジェクト
西尾美也+林央子「拡張するファッション演習」は 2025 年度、3 年目の締めくくりに入ります。2023 年度から取り組んできた市民との協働による服づくりや、「装い」の視点からの社会課題のリサーチの積み重ねをベースに、今年度は【市民が作り手になる】をコンセプトに据えて、3つのプロジェクトを実施します。


実施中のプロジェクト

北原一輝+河野詩織「ののぽと育てる浦安綿花」
「ののぽと育てる浦安綿花」は、コミュニケーションをとりながら浦安内で同時多発的に綿花を育てるプロジェクトです。人や土地をつなぐソーシャリー・エンゲージド・アートの一環として実験的綿花栽培のコミュニティ運営に関与されてきた北原一輝さんと河野詩織さんをお迎えし、浦安産の布をつくることを目指します。

キム・ソヒ「What Clothes Can Be:服はどこまで服か」
「服を作る」「服を着る」といった日常的な行為を、批評的かつ実験的な視点から捉え直すワークショップです。既存のファッションの枠組みにとらわれず、身体と衣服の関係性を鋭く問い続けている気鋭のアーティスト、キム・ソヒさんをお迎えし、私たちと衣服の関係についてワークショップを通じながら問い直していきます。

西尾美也+林央子 レクチャー&ワークショップ「拡張するファッション演習とは何だったのか」
浦安藝大の一つのプロジェクトとして2023年度から始動した「拡張するファッション演習」。
これまでにワークショップからレクチャーまでさまざまなプログラムを実施してきました。この浦安の地でファッションがいかに「拡張」されたのか、本プロジェクトのディレクター西尾美也とキュレーターの林央子が3年間の振り返りを行い、参加者のみなさんとワークショップを行います。
開催中のイベント
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