浦安藝大とは
浦安藝大とは
Outline
「浦安藝大」は今日的な社会課題へのアプローチをアートで模索するプロジェクトです
浦安市のまちの魅力向上を図り、本市の地域や社会課題解決のきっかけづくりを行うため、 アートプロジェクトを企画・実施します。
「浦安藝大」は東京藝術大学と浦安市が連携し2022年に発足しました。アーティストと市民、行政が共に浦安市の課題を考え、年間を通して楽しみ学び合う場を創出することを目指しています。浦安市でのアーティストによる作品制作やワークショップをはじめ、課題に入り込んでいくプロセスそのものも大切にしています。
アートは決して数字的な成果を出すことが得意なわけではありません。しかし「アート」にある「想像する力」「生きる力」はさまざまな人々の暮らす浦安市の課題に対して人間的なアプローチをおこない、人と人がつながる未来を創る一助となるはずです。
浦安藝大は、一人ひとりの中にある「?」を大切に、分からないこと、分かり合えないことをありのままに共有できる。そしてそれらを抱えながら未来を創ることを考えるプラットフォームでありたいと考えています。
浦安藝大は東京藝大と浦安市が協働し、アートによる課題解決に向けた開発の実装を試みます。また、アーティストの作品やワークショップ、レクチャーによって市民と行政が共に考え協働する場を創出します。
これまでの歩み
市長メッセージ
Mayor's message
浦安藝大は、浦安市と東京藝術大学が連携し、市民とともにアートによって新たな価値の創出やまちの魅力の向上、地域や社会の課題解決のきっかけづくりをしていくプロジェクトです。
成熟期を迎え様々な課題を抱える浦安にとって、どのように市民の皆さんと課題を解決していけばよいか考えると、アートが一つの手がかりになるのではないかと思います。
たんなる芸術をつかった町おこしではなく、ムーブメントを起こすことで浦安の諸課題を解決できる手法としてアートを活用していきたいと考えています。
浦安藝大を通して、市民の皆さん一人ひとりが浦安について考え、行動するきっかけとなることを期待しています。
ぜひ、浦安を舞台に行う様々なアートの活動を見て、感じて、体験して楽しんでください。
学長メッセージ
President's message
(x)
あなたの身の回りにあるものをあらためて見てみてください。人工的なものとそうでないもの、一見自然のものだと思っていても、その正体は実は人工的に自然を装ったものだったり、人間が居心地良い様に自然をコントロールしている自然的なものであったり、どこからどこまでが自然で、人工でというのは、なかなか区別は難しくなっています。
自分達が生活しているこの土地も、暮らしの中のあらゆるシステムも人間は(X)を目指して自然と対峙しながら創りあげてきました。長い歴史の中で人間が求めてきた(X)とは何なのか?これから私たちがめざす(X)とは何なのか?「地球と私」「歴史と未来」「こころとからだ」・・・様々な視点で身の回りの生活を見つめて行くことで、きっと大切な(X)の風景が見えてくるきがします。
浦安藝大ではそんなことに挑戦していきたいと考えています。