浦安藝大では、10月20日(金)に「拡張するファッション演習」プロジェクトのレクチャー&ワークショップ「あそびを装う」を市民プラザWave101で行いました。今回のゲストは、アートディレクションやグラフィックデザイン、ファッションデザインなどの分野で活動する2人組のユニットBIOTOPE(ビオトープ)です。

高齢化と孤立をテーマに展開する「拡張するファッション演習」は今回、暮らしに身近なアイテムを手作りしていきます。

▲左側で活動紹介をしている2人がBIOTOPE

BIOTOPEのファッションデザインは、一度見たら忘れられないデザイン。ファッションデザインをしていくなかで、なぜこのようなデザインへと展開したのかについて、これまでの活動の紹介がありました。BIOTOPEの活動の変遷を知ることで、ファッションを遊ぶという考え方に気づいていきます。

真っ白なバッグに、BIOTOPEが制作に使用している、シルクスクリーンでプリントした特製の生地や、カラフルなビーズを、取り合わせていきます。

自分の好きなものを配置し、取り付けていきます。ファスナーやビーズなどカラフルな素材であそびながら、発想を膨らませてデザインにしていきます。

「あそびを装う」というタイトルにふさわしい、遊び心に溢れたそれぞれのお気に入りのバッグが仕上がりました。バッグという物から装いを考えるのではなく、あそびという行為を装ってみるという試みに、ファッションの可能性や豊かさを感じました。