10月30日(水)から11月3日(日)まで、浦安市役所一階 市民ホールでプロセス展が開催されました。今年度浦安芸大で活動している、西尾美也、樫村研究室、横山渚・佐藤桃子の3組が、現在取り組んでいるプロジェクトの過程を展示しました。
プロセスという言葉が表すように、各プロジェクトのコンセプトや市の課題への取り組みの過程を展示することで、作品が「出来上がるまでの工程」を想像し、体感することが目的に掲げられています。
途中経過や進捗報告でもあるこの展示のため、ぱっとみてコンセプトやモチーフがわかるものは少なく、展示物に付随するテキストやコンセプト文をあわせてよく読むことで、それぞれのプロジェクトで行われている/これから行われようとしていることが掴める内容だったと思います。
プロセスとは、ある地点にたどり着くまでのみちのりであり、費やされた時間の積み重なりでもあります。そして、プロセスをみることは、作品やプロジェクトの過程を知るだけでなく、プロジェクトのためにながい時間を費やしたアーティストの思いや、その時間を共に過ごしたスタッフ、参加者の振る舞いにも想像を膨らませることができたのではないでしょうか。
このプロセス展をふまえ、11月23日(土)からは「プロジェクト展」が開催される予定です。
ぜひご覧ください。
text: Hatsune Yagi