プロジェクト
2025年度は、東京藝術大学の教員と多様な領域の専門家により、浦安市の社会課題に独自の視点からアプローチする「アーティストプログラム」と、子どもたちが、自分で考える力・他者と関わる力・社会とつながる力を身につけ、将来、社会課題を自分事として捉え、行動に移せる力を育むことを目指す取り組み「URAKKO LAB」を実施しています。
アーティストプログラム
Artist Programs
令和5年度より3年にわたり、東京藝術大学の教員が専門的な視点から浦安市の社会課題に取り組んでいます。西尾美也+林央子+安齋詩歩子「拡張するファッション演習」は、人が生まれたときから行う「装い」に着目し、対話や協働、アップサイクルの視点から、孤立や孤独、ごみの減量といった社会課題に向き合っています。また、樫村芙実+蓮溪芳仁+樫村研究室は、建物と人との関係から「建築とは何か」を問い直し、身体の感覚に根ざした実験的な検証を重ねてきました。今年度の「Field of Feast」では、気候と個人との関係、廃棄の課題を題材にした活動を経て、5.5m道路の可能性に向き合います。
URAKKO LAB
Urakko Lab
子どもたちが、自分で考える力・他者と関わる力・社会とつながる力を身につけ、将来、社会課題を自分事として捉え、行動に移せる力を育むことを目指す取り組みです。「URAKKO LAB」とは、「浦安っ子」のラボ(共に考え、表現する場)と、浦安の子どもたちがアートを通じて多様な人と「コラボ」する場という二つの意味をかけ合わせ、日比野克彦氏によって作られました。

URAKKO LABって何?
「浦安藝大」では、浦安市が抱える社会課題についてアーティスト・市民・行政・大学が共に取り組んでいます。今年度より、市民がより主体的に関わる場として「URAKKO LAB(...

URAKKO LAB 坂本恭隆「5.5m地下と地上のアンサンブル」
浦安市には5.5m道路と呼ばれる道路があります。この5.5m道路の地下には、かつて田んぼの用水路として使われていた水路が蓋をされた状態で今も地下を流れています。今回はマイ...

URAKKO LAB 上原加菜「うらっこでつむぐ絵本づくり」
「うらっこでつむぐ絵本づくり」は、障がいの有無に関わらず、絵本における大事な部分をそれぞれの子ども達が担うことにより、浦安のこどもたち=「うらっこ」達の繋がりを感じられる...

URAKKO LAB 奈木野祥仁「浦安考現学ー水際から未来へー」
うらやすの海・川を、アートの視点で観察してみよう! 水辺にある護岸・橋・舗装・植物など、自分が気になった場所の表面を紙とクレヨン・鉛筆でフロッタージュし、水辺の質感を採...

URAKKO LAB からす「頭おにぎり」
手を使わずに、頭でおにぎりをにぎるには? このワークショップでは、頭を使っておにぎりを「にぎる」体験を通して、日常の“あたりまえ”をちょっとずらして考えてみます。不自由...

URAKKO LAB 市川 友佳子「オトカタライ」
音と音楽と人と語り合うインクルーシブ音楽ワークショップです。誰もが言葉に頼らずに互いを理解し合える空間をつくります。演奏を自由なスタイルで音を聞いてみませんか?

URAKKO LAB つながりの器
浦安の土を用い、親子や友人と手を重ね合わせ、その形を粘土で写し取り、大切な人とのつながりを形に残すプロジェクトです。
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URAKKO LAB イスtoベンチプロジェクト
「イス to ベンチ プロジェクト」では、それぞれが自分の現在地を知るためにイスをつくり居心地の良い場所へ置いてみるワークショップを重ねています。また、個々のイスは繋げる...

URAKKO LAB みんなのうみ
かつて海だった新浦安駅前ステージに、市民みんなで力を合わせて「海」を出現させました。市内全小学校の児童と、市内の認定こども園・幼稚園・保育園の園児が「浦安の未来の海」をイ...

