北原一輝+河野詩織+林央子「循環する社会へ」
播州織産地の畑で綿花を育てる活動を10年間続ける北原一輝さんと、有機栽培で13種類のコットンを仲間と育てるテキスタイルデザイナーの河野詩織さんとともに綿花を浦安で育てることについて考えます。衣服をつくる人、売る人、着る人の循環。そして綿が、やがて糸に、生地に、服になる循環。生きることの多くの場面に装いにまつわる循環はあります。今年度は「綿花」を通して生活の中から拡張していくファッションを考えます。
※本イベントは終了いたしました。
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【レクチャー概要】
- 日時:2024年12月1日(日) 14:00~16:00(13:45 受付開始)
- 場所:市民プラザ Wave101 小ホール(〒279-0012 千葉県浦安市入船1丁目4−1 イオン新浦安店4階)
- 参加費:無料
- 定員:70名ほど
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【レクチャーを担当するアーティスト】
北原一輝(きたはら かずき)
2016年より国内のブランドをメインに取り扱うセレクトショップ「itocaci」を大阪にてオープン。また、2014年より兵庫県西脇市にてコットン栽培プロジェクトの運営にも携わる。服の販売のみならず、服の周縁に触れることのできる店舗の運営を目指す。近年ではアートプロジェクトにおける商品企画などにも携わり活動の幅を広げる。
河野詩織(こうの しおり)
上田安子服飾専門学校在学中に参加した産地プロジェクトで生地づくりに興味を抱く。卒業後、兵庫県西脇市にあるテキスタイルメーカー、東播染工へ2020年に入社。糸染めから織り加工まで、一貫で生産できる強みを活かした自社オリジナルテキスタイルのデザインを担当。シェアハウスの先輩ファミリーがコットンを育てる活動をしていたことをきっかけに一緒に取り組みを始めて4年目。2024年、有機栽培で13種類のコットンを仲間と育てる。テキスタイルを通して感じた自然や生き物と繋がる喜びを伝えていく。
林央子(はやし なかこ)
高校時代からファッションと雑誌に興味を抱く。1988年に資生堂に入社し『花椿』編集室に所属。パリコレ取材を体験した後、2001年に離職し個人雑誌『here and there』を創刊。2011年に発表した書籍『拡張するファッション』が学芸員の目にとまり、美術館での展覧会「拡張するファッション」(2014年)となる。2020年セントラル・セント・マーティンズ修士課程に留学。2023年秋以降、日本を拠点にロンドン・カレッジ・オブ・ファッション博士課程でファッションとアートの交差点を研究する予定。
『拡張するファッション演習』キュレーター
※申込多数の場合抽選をおこない、その際は浦安市在住、在勤、在学の方を優先します。
※個人情報については、個人情報保護法に基づき、イベント保険等、本プログラムの実施に必要な範囲内で利用させていただきます。