浦安藝大では、8月11日(金)にKITA(アート・コレクティブ)によるワークショップを文化会館で開催しました。
アート・コレクティブとは、共同で制作や生活を行うアーティストの集団です。KITAは日本とインドネシアの複数のアーティストによって構成されています。

まずはKITAの活動の紹介です。インドネシア語で「私たち」を意味するKITAは、私“ひとり”ではなく、文化や場所を越えて「私たち」として何が作れるのかチャレンジし続けています。

▲KITAの紹介後、導入としてインドネシアの遊びを全員で体験しました。

みんなの腰に紐を結び、まん中につるした棒を瓶に入れる遊びです。周りの人は棒や瓶の位置などを伝えて協力します。

続いて、「人間だけでなく、浦安にいる/いるかもしれない生物を思い出してみる」、「浦安にいる/いるかもしれない生物と自分たちとの遊びをつくる」をテーマに、新しい遊びをグループごとにつくります。

日本語、英語、インドネシア語が飛び交う空間で、ジェスチャーや図や絵などをつかって、コミュニケーションをとりながら、みんなでアイデアを出し合ったり、イメージを膨らませたり、いろんな素材を使って、新しい遊びをつくります。その後は、グループごとに新しい遊びを発表して、実際にみんなで遊んでみました。

いつも当たり前のように思っていたことから離れて、ものを考えたり想像したりする実験。

柔軟な思考で日常を見つめ直すことで、新たな魅力を発見するきっかけになったのではないでしょうか。