拡張するファッション演習では、2025年度も様々なプログラムを展開します。

すでに浦安市内の色々な家庭で栽培がスタートしている浦安綿花プロジェクトや、服づくりワークショップ、3年間の振り返りトークイベントを通じて、「ファッション」をめぐる新しい問いを浦安のみなさんと共有し、ともに考えていきます。今年もデザイナーユニットBIOTOPEによる素敵なリーフレットが届きました。

こちらは浦安市役所や各公民館、新浦安駅前掲示板などに10月初旬から配架予定です。拡張するファッション演習のイベント早見表として、見かけたらぜひゲットしてください!

そして拡張するファッション演習2025のワークショップ第一弾として、ファッションデザイナー キム・ソヒ さんをお迎えし、服づくりを通して「服はどこまで服か」を問い直すワークショップを開催します!

キム・ソヒ「What Clothes Can Be:服はどこまで服か」

「服を作る」「服を着る」といった日常的な行為を、批評的かつ実験的な視点から捉え直すワークショップです。既存のファッションの枠組みにとらわれず、身体と衣服の関係性を鋭く問い続けている気鋭のアーティスト、キム・ソヒさんをお迎えし、私たちと衣服の関係についてワークショップを通じながら問い直していきます。

◯キム・ソヒ
ファッションデザイナー。ファッションの理論と実践のあいだを横断するプロジェクト「SEHIKYO」を主宰し、批評的ファッション研究のプラットフォーム「Textum Club」の共同設立者でもある。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で修士課程を卒業後、東京とソウルを拠点に、衣服の制作や着ることの行為に着目した実験的なプロジェクトを展開している。

※要事前申込
本ワークショップは定員に達したため、募集を締め切りました。

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「Tシャツを自由に着る」(初級※)

日時| 2025年10月12日(日) 13:00〜16:00
会場| 市民プラザWave101 会議室サロン6
定員| 20名 要事前申込
持ち物| あれば縫い針やまち針などの裁縫道具

親しみのあるTシャツを解体・再構成し、“着る”行為を想像的に解釈。服の構造や形に疑問を投げかける批評的ファッション実践ワークショップです。

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「繋いでつくる( Magic Loop)」(中級〜※)

日時| 2025年10月19日(日) 13:00〜16:00
会場| 市民プラザWave101 会議室サロン6
定員| 10名 要事前申込
持ち物| あれば縫い針やまち針などの裁縫道具

解体・裁断された古着の布片を出発点に、衣服に残された痕跡を読み取り、その上に新たな決定を重ねる、想像力と直感で次の段階を創作する共同制作ワークショップです。

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※初級…裁縫未経験の方でもお気軽にご参加いただける難易度です。
※中級…今までミシンなどを扱ったご経験のある方向けの難易度です。

※当日参加者の方が作られた作品は、1月以降に開催する浦安藝大のイベントで展示予定です。なお、展示終了後も作品をお持ち帰りいただくことはできかねますので、ご了承ください。