10月に浦安の北栄の5.5m道路を舞台に開催したワークショップ「5.5m地下と地上のアンサンブル」。
浦安藝大アートウィーク期間中の1月24日(土)に、坂本さんによるまた少しバージョンアップしたワークショップが行われました。
このワークショップでは、新浦安周辺の「地面から聞こえる音」を手がかりに、まちの風景を新しい感覚で捉え直します。参加者は一人につき3つ、自分が気になった音を録音します。その音は色や形が動く映像へと変換され、VRゴーグルを通して体験します。自分で集めた音に包まれながら、模様の世界を歩く体験です。
はじめに展示室に集合し、講師の坂本恭隆さんからワークショップの説明がありました。
録音機材やマイクの使い方を確認した後、「どんな音がありそうか」を考えながら、参加者はまちへと出発します。

向かったのは入船公園。
参加者は3つのチームに分かれ、それぞれ音探しを始めました。同じ公園にいても、集まってくる音はさまざまです。葉っぱが揺れる音、水道の蛇口から水が流れる音、足で砂をこする音、ブランコがきしむ金属の音など、耳を澄ますことで、普段は意識しない音に次々と気づいていきました。



録音を終えた後は、再び展示室へ戻ります。
集めた音を坂本さんがPCに取り込み、音の特徴に応じて、VR空間の中に色や形として表していきます。
ゴーグルを装着すると、自分たちが録音した音が視覚化され、音と映像に包まれる体験が始まりました。
「さっきここで録った音だ」「この色はあの音っぽい」
音が映像になり、映像が体験へと変わることで、参加者は自分が歩いたまちを、少し違う感覚で感じ直していきます。
聞くこと、見ること、身体で感じることが重なり合い、音を入り口にした新しいまちとの出会いが生まれたワークショップとなりました。

