子どもたちが点訳を体験しました

「うらっこでつむぐ絵本づくり」では、絵を描く、物語をつくる、点字を打つといった役割をつなぎながら、一冊の絵本を完成させていきます。
今回は、その仕上げとなる点字のワークショップを行いました。

ワークショップは、浦安市内で活動されている点訳グループ「ミッキー」の皆さんのご協力のもと実施しました。今回は、絵本のタイトルや作者名に点字を打つことに挑戦します。

はじめに、点訳グループ「ミッキー」の皆さんから、点字とはどのような文字か、どんな場面で使われているのかについてお話がありました。
あわせて、点字は「打つとき」と「読むとき」で凹凸の向きが変わることや、基本的なしくみ、読み方・書き方の違いについても紹介されました。子どもたちは実際の点字に触れながら、指で読む文字であることを確かめていきます。
見て理解するだけでなく、触れて感じることで、点字が持つ役割や特徴を実感する時間となりました。
その後の実践に向けて、点字への関心が自然と高まっていく導入となりました。

説明のあとは、練習用の紙を使って、実際に点字を打つ作業へと進みます。
打ち間違えた場合は最初からやり直しとなるため、一文字一文字に集中して取り組む必要があります。
3時間半にわたる長時間のワークショップでしたが、最後まで黙々と点字に向き合う子どもたちの姿が印象的でした。

何度も繰り返し打った文字については、一覧表を見なくても「これは何と書いてあるか分かる」と話す子どももおり、点字を通して新しい文字の感覚を身につけていく様子が見られました。
絵や物語に続き、点字という大切な役割を担うことで、絵本づくりが一冊のかたちへと近づく、有意義な時間となりました。

これで、絵を描く、物語をつくる、点字を打つという工程を経て、絵本は完成!
次回は、アートウィーク期間中に開催されるイベント「うらっこでつむぐ絵本づくり発表会~手話でよむ、みんなの物語~」に向けた手話の練習と、発表会当日の様子をお伝えします!

▶︎今回ご協力くださった点訳グループ「ミッキー」さんの活動はこちら

「うらっこでつむぐ絵本づくり」
全4回の記事:
①特別支援学級の小学生が絵本の挿絵をかく
②小学生が絵本の物語と表紙をつくる
③完成した絵本に点字を打つ ◀︎
④手話で読み聞かせする