今年度の「拡張するファッション演習」では、社会課題に取り組むにあたり、市の担当課の職員や市民の方々との繋がりをどのように作っていくのかも、重要な要素となっていきます。

高齢者福祉課とのブレインストーミングを行いました。今回は市役所内の会議室ではなく、旧宇田川家住宅で開催されたミーティングは、課が抱える課題や、西尾チームが何を考え今後どのようなことをしていきたいのかなど、多くの意見交換ができました。

表にあらわれている課題は、言葉では分かっていても、その背後にある事情はとても複雑です。行政の現場の声や、市民の方の声を聞かないと分からないことが多いです。また、アーティストの人たちが日々考えていることや、これまで考えてきたこと、課題に対する発想なども同様です。
まずは、顔を合わせて話すところから、プロジェクトは始まっていきます。

そのほか、イベントの候補地として様々な現場の様子を見に行きました。
実際に足を運び、その場の様子を見ることで生まれるアイディアや、構想しているイベントのイメージなど、想像が膨らんだと思います。

今年度の活動も、すでに進行はしておりますが、より丁寧に課題のリサーチや担当課との話し合いを進めています。
今後、開催されるワークショップやイベントも楽しみにしていてください。