浦安藝大キャリア教育では、アートに限らず、先入観によって自分の可能性を狭めてしまわないことを大切にしながら、浦安の子どもたちが自分の将来を考えるための「選択肢」に出会う機会をつくっていきます。
アートが社会の中でどのように活かされているのか、そしてアートとともにどのように生きていく道があるのかを、実際の事例や人の話を通して伝えています。アートは「特別な人がやるもの」「それで生きていくのは難しいもの」と思われがちですが、実際には、アートに関わる仕事や生き方は多様で、社会のさまざまな場面に広がっています。今回は12月15日に実施した、第3回目のキャリア教育の様子をお届けします。
今回は、アーティスト/音楽家として活動しているマブチユウミ先生による、サンバの授業です。
秋に高洲小学校の音楽の授業を視察していたマブチ先生。普段の授業とは少し違う形で、子どもたちが何にも縛られず、自由に体で音楽を表現する時間をつくろうと、藝大サンバ部の学生たちとともに高洲小学校を訪れました。小学生たちは、サンバを奏で、踊り、音楽の中に飛び込んでいきます。

最初は恥ずかしがったり、どこか緊張した様子の子どもたちも、曲が流れ出し、マラカスを振りはじめると、次第に笑顔が弾けていきます。
音にのりながら、笑って、踊って、教室いっぱいに楽しさが広がっていきました。


第1回、第2回とはまた違う「授業型」のキャリア教育の中で、マブチ先生は、いったん凝り固まった心と体をゆるめ、音楽に身を任せることの楽しさを、子どもたちと一緒に体感していきました。
「教える」というよりも、マブチ先生やサンバ部の学生たち自身が、心から楽しんでいる姿が印象的でした。
サンバのリズムに乗って楽しむ大人たちの姿を見て、子どもたちの心が少しずつほぐれていくのが感じられました。音楽に身を委ね、体を動かし、声を出して笑う。そんな時間の中で、「自分を表現すること」の楽しさに触れた一日となりました。
浦安藝大キャリア教育は、これからもさまざまな形で、子どもたちが自分の可能性に出会う場をひらいていきます。

