浦安藝大では、11月3日(金・祝)に「拡張するファッション演習」のレクチャー&試着撮影会「魂のもうひとつの皮膚」を、市民プラザWave101で行いました。今回のゲストは、ファッションデザイナーの居相大輝さん(i a i / 居相)。

▲左から居相大輝さん、林央子

高齢化と孤立をテーマに展開する「拡張するファッション演習」。今回は、高齢者の美しさが引き立つファッションについて居相さんと考えます。

居相さんは、自然ゆたかな限界集落に住み、農作業にいそしむ村人を理想のモデルとするデザイナーです。人間の身体や生活にファッションを取り戻す服づくりや、年配の方こそ美しいと考える美学について話します。

会場には、i a i / 居相の新作の服と試着室を用意しました。試着を通して、参加者に美しくなることの喜びを共有しました。

希望者から抽選で5名の方に、i a i / 居相の服を着て、ファッション写真のモデルを体験していただきました。農作業にいそしむ村人をイメージして制作された服は、都市部である新浦安駅前のまちなみにも、調和しました。

新浦安駅前を行き交う人々の注目を集めた撮影会。ファッションを通して、自分の美しさに自信を持ち、自分らしく生きることの大切さを教えられました。自宅から出るのが億劫な日でも、ファッションをきっかけとして、誰かに会いに外に出てみませんか。