浦安藝大では、10月1日(日)に樫村芙実(建築家、東京藝術大学准教授)と樫村研究室OBでもある蓮溪芳仁(建築家)、樫村研究室(修士1年生)による「ヤネをさがそう!」のワークショップを開催しました。

「ミチニワと観測所」プログラムでは、ヤネをテーマに3つのワークショップをシリーズで開催予定です。今回はその第一弾!

最初に日の出公民館にてワークショップの内容についての説明があった後に、明海の丘公園へ向かいます。向き合う課題は「水害と防災」。まずは、公園内にある防災倉庫を見学します。

いざ、ヤネづくりへ!公園内に打たれた木を支柱に、ペグと布とロープで屋根を作ります。

太陽の位置や風の向き、丘の斜面や木陰の形、自分が見たい景色など、環境を観察するなかで、屋根の方向を決めていきます。

一人ひとりが作った居心地の良い場所(屋根)が、いつもの公園の風景に変化を与えています。身の回りの環境に目を向け、観測することは防災を身近に感じるきっかけとなりました。