浦安藝大では、10月22日(日)にトークイベント「市民×アート?」を開催しました。アーティストは五十嵐靖晃とKITAのメンバー北澤潤と津田翔平が参加しました。また、風の子プログラムを中心に携わっていただいた浦安市在住の須田哲史さんと浦浦(UraUra)プロジェクトに関わっていただいた浦安水辺の会の樋山裕己さん、須藤ややさんにご参加いただきました。

▲KITAについて解説する北澤潤

このトークイベントは浦安に潜在する課題について、アーティストの活動や作品を通して、市民とともに考えます。インドネシアと日本で活動する北澤は、無意識に生じている境界について自身の活動を踏まえて説明していきます。

▲左から樋山裕己さん(水辺の会)と五十嵐靖晃
▲左から五十嵐靖晃と須藤ややさん(水辺の会)
▲左から北澤潤と須田哲史さん

五十嵐は、市川市に生まれ育ち、暮らしている観点から浦安の印象を語ります。繋がっているはずのまちにも、目には見えない境界があること、また市民のコミュニティにおいても地域や年齢など、知らず知らずのうちに境界があることに着目します。ここではそれを、まちなか展示で作品を設営する際に設置していた三角コーンになぞらえて、「透明なコーンを置く」というキーワードに発展させました。

▲左から須田哲史さんとKITAの津田翔平

津田は、KITAのメンバーとして最初に浦安をリサーチした1人。肌身で感じた浦安を、インドネシアのメンバーと話し合い、今回の作品制作を実現しました。

ご参加いただいた市民のみなさん、ありがとうございました!今回は市民とのクロストークということで、前日のトークイベントとは異なる、カジュアルな空間でのイベントになりました。